2009年01月23日
2月の勉強会
2月の勉強会のお知らせ
日時だけは以前からお知らせしていましたが、
テーマを確定しましたので正式にご案内します。
内容の候補はいくつかあって、何を選ぶかで迷っていました。
1月のワークショップでお伝えした枠組みをベースに積み上げていくと
様々なコミュニケーションを体系的に学べると考えていますので、
「何から始めるか」という点で迷いがあったわけです。
今後の流れとして、積み重ねることで身に付きやすくなるように
体系だてた方向性を意識するところがあります。
もちろん、これまでの勉強会で扱ってきた内容も
定期的にご参加下さっていた方々の中には、
それぞれが関係し合っていることに気づかれていた方もいたかと思います。
しかし、それは僕の中で意識的にしていたことではなく、
元から僕自身の中で関連し合いながら利用されていたことを
1つのテーマとして切り出していただけに過ぎないんです。
元から関係しているものを切り出せば、どこかに関係性や繋がりがあるのが当然で、
そうしたパーツが集まった中から相関を見出すのも人間本来の特性です。
繋がっているように感じられた方がいたとしても、
それは結果的にそうなっていた、ということなんです。
そして、繋がりを感じて頂ける部分があれば素晴らしいことだと思います。
それだけ理解が深まりやすいと考えられますから。
一方、最近の僕の方向性としては、もう少し意図的に
1つの体系の中でテーマを展開してみたいという思いが強まっています。
今までよりも大きな枠組みの中で整理をしようということです。
そうすることで、今までよりもスッキリとテーマごとの内容を
切り出していけるような気がしているんです。
随分と僕個人の感覚的な話になってしまっていますが、
このことは情報を発信するという立ち位置から言えば重要なことなんです。
何を伝えるかという部分と直接的に関わることなんです。
例えば、対人援助で必要とされるコミュニケーションの要素と
ビジネスの話し合いで必要とされるコミュニケーションの要素には違いがあります。
同じ対人援助でも福祉の相談援助と心理的援助の話の聞き方は違いますし、
心理的援助の中でもアプローチの仕方は様々あるわけです。
ビジネスの話だってそうです。
営業とマネジメントではコミュニケーションの内容に違いがあり、
会議のような対多数のコミュニケーションと一対一の話し合いでも違いがあります。
コミュニケーションで起きることが変われば、当然のこととして
求められるコミュニケーション技術も変わるわけです。
それにも関わらず、「コミュニケーションを学ぶ」と言った時には
全てに共通するような非常に大枠の技術か、
どこかの分野では有効な専門化された技術か、
そのどちらかを扱うことが多いのが現状です。
傾聴を学ぶと全てのコミュニケーションが上手くいくように伝えられていたり、
コーチングやセラピーという個別の目的に特化したコミュニケーション形態が
日常のあらゆる場面で活用できるように伝えられていたりします。
傾聴は重要ですが、傾聴が全てではありません。
コーチングやセラピーの技術は、コーチングやセラピーのために使うのが適しています。
それらを学ぶことで、その中にある要素を体験的に身につけることが可能ですから、
結果として、そういう要素が別の場面で役に立つことも多々あるはずです。
傾聴の技術が役立つ場面があるように、コーチングの質問が役立つ場面もあります。
ただ、それであれば、最初から個別の要素を学べばいいと思うんです。
そして、個別の要素を組み合わせることで状況別のコミュニケーションが
効果的に行えるようになれば、さらに望ましいと思うんです。
個別の要素としての技術と、組み合わせで生まれる技術体系。
両方を意識すると幅広い領域に活用できるはずです。
問題なのは…、
・個別の技術として細かくし過ぎると、相応しい状況が分からなくなる
・状況別の型を固定し過ぎると、それ以外の状況での応用性がなくなる
ということ。
オウム返しを間違えて学んでしまえば、
「会社を辞めようかと思っているんです…」
――「会社を辞めようかと思っているんだね」
ということにもなりかねませんし、
コーチングの型に固まり過ぎれば、同窓会でコーチングをしてしまいかねないわけです。
ここのバランスの取り方の1つとして、技術の意図を深く理解することが挙げられます。
「何のために、今、自分はこの方法でコミュニケーションするのか」
という目的意識を明確にしておくということです。
以上のように、個別の技術同士を体系の中で関連づけながら、
意図を明確しつつ理解を深めることが大切だと思うわけです。
あとは個別の技術を磨いていくことにつきます。
※本当は技術を扱う本人の人間的成長も重要な要素なので
そちらも同時に進められることが望ましいんですが。
NLPはコミュニケーション技術というよりも、むしろ
人間的成長の側面にフォーカスされている印象を個人的に持っています。
今後の全体的な方針の説明は、そういったところです。
それを踏まえて、今月の勉強会では全体を支える重要な要素をお伝えし、
その要素と関連付けながら個別の技術のトレーニングを行います。
具体的にはリフレーミングが上達するための枠組みになるはずです。
午前、午後、いずれかのご参加も可能ですので
ご関心のある方は是非、お越し下さい。
リフレーミングに関しては、僕が何かを言うたびに
「あ、これはアレをやってるな」などとバレてしまいそうなので
値段を上げようかと考えました、…が、今回はやめておきます。
※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
定員を設けていますので、ご注意ください。
定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。
詳細は以下のとおりです。
※勉強会の趣旨に関しましては
勉強会070725 ( http://rikei.livedoor.biz/archives/50205495.html )をご覧下さい。
【勉強会の詳細】
【日時】 2月11日(水・祝)
◆午前の部 10:00〜12:30
◆午後の部 13:30〜16:30
※午前、午後いずれかのご参加も可能です。
【場所】 北とぴあ 802会議室
(JR京浜東北線・王子駅 北口より徒歩2分)
(東京メトロ南北線・王子駅 5番出口直結)
【参加費】当日、会場にてお支払いください。
◆午前の部 ・・・4,000円
◆午後の部 ・・・5,000円
★午前・午後両方ご参加の場合 ・・・7,000円
テーマ: ◆午前の部:『ペーシングのトレーニング』
◆午後の部:『リフレーミング』
*多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
ご了承ください。
マグロを解体するシーンを見たことがありますか?
大変な技術なんだろうと思います。
巨大なマグロが、みるみる分解されて切り身になっていく。
日本刀のような大きな包丁でスパッと切る姿には迫力があります。
また小さな出刃包丁だけで捌いてしまう技術には美しささえ覚えます。
どんな包丁でも刺身は作れます。
ですが、柳刃包丁の長さを目一杯に使って引かれるときの職人の動作には息を飲みます。
中華包丁は、切る、叩く、潰すと様々な作業が可能な形をしています。
それを使って素早く調理が進んでいく様子には、大胆で迅速な中に熱気さえ感じられます。
包丁1つをとってみても、様々な種類があり、それを使う場面もまた様々です。
1つの包丁で何でも見事にこなしてしまう技術も見事であって、
1つの目的のために専用の包丁にこだわってまで追求する姿勢も見事です。
道具と技術とは、そういうものだと思います。
道具を知ること。
技術を磨くこと。
数多くの道具を相応しい場面で使いこなす技術も、
1つの道具で何でもこなす技術も、どちらも素晴らしいと思います。
もちろん、道具をコレクションするのも素晴らしいことでしょう。
道具というのは不思議と美しいと思えるような魅力を持っているものです。
大切なのは、自分自身が何を目的としているか、ではないでしょうか。
なお、僕自身は、自分が使いやすいような形で
こだわりの逸品を造り出したいんだろうと思います。
少しでも響くものがあれば幸いです。
参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)
終了しました
トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。
是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。
今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。
いずれの回からのご参加でも、初めて起こしになるときはお試し価格を適用いたします。
その旨をお伝えください。
また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。
【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。
勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。
その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。
また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
調査して勉強会にあたります。
それでは当日お会いできることを楽しみにしています
日時だけは以前からお知らせしていましたが、
テーマを確定しましたので正式にご案内します。
内容の候補はいくつかあって、何を選ぶかで迷っていました。
1月のワークショップでお伝えした枠組みをベースに積み上げていくと
様々なコミュニケーションを体系的に学べると考えていますので、
「何から始めるか」という点で迷いがあったわけです。
今後の流れとして、積み重ねることで身に付きやすくなるように
体系だてた方向性を意識するところがあります。
もちろん、これまでの勉強会で扱ってきた内容も
定期的にご参加下さっていた方々の中には、
それぞれが関係し合っていることに気づかれていた方もいたかと思います。
しかし、それは僕の中で意識的にしていたことではなく、
元から僕自身の中で関連し合いながら利用されていたことを
1つのテーマとして切り出していただけに過ぎないんです。
元から関係しているものを切り出せば、どこかに関係性や繋がりがあるのが当然で、
そうしたパーツが集まった中から相関を見出すのも人間本来の特性です。
繋がっているように感じられた方がいたとしても、
それは結果的にそうなっていた、ということなんです。
そして、繋がりを感じて頂ける部分があれば素晴らしいことだと思います。
それだけ理解が深まりやすいと考えられますから。
一方、最近の僕の方向性としては、もう少し意図的に
1つの体系の中でテーマを展開してみたいという思いが強まっています。
今までよりも大きな枠組みの中で整理をしようということです。
そうすることで、今までよりもスッキリとテーマごとの内容を
切り出していけるような気がしているんです。
随分と僕個人の感覚的な話になってしまっていますが、
このことは情報を発信するという立ち位置から言えば重要なことなんです。
何を伝えるかという部分と直接的に関わることなんです。
例えば、対人援助で必要とされるコミュニケーションの要素と
ビジネスの話し合いで必要とされるコミュニケーションの要素には違いがあります。
同じ対人援助でも福祉の相談援助と心理的援助の話の聞き方は違いますし、
心理的援助の中でもアプローチの仕方は様々あるわけです。
ビジネスの話だってそうです。
営業とマネジメントではコミュニケーションの内容に違いがあり、
会議のような対多数のコミュニケーションと一対一の話し合いでも違いがあります。
コミュニケーションで起きることが変われば、当然のこととして
求められるコミュニケーション技術も変わるわけです。
それにも関わらず、「コミュニケーションを学ぶ」と言った時には
全てに共通するような非常に大枠の技術か、
どこかの分野では有効な専門化された技術か、
そのどちらかを扱うことが多いのが現状です。
傾聴を学ぶと全てのコミュニケーションが上手くいくように伝えられていたり、
コーチングやセラピーという個別の目的に特化したコミュニケーション形態が
日常のあらゆる場面で活用できるように伝えられていたりします。
傾聴は重要ですが、傾聴が全てではありません。
コーチングやセラピーの技術は、コーチングやセラピーのために使うのが適しています。
それらを学ぶことで、その中にある要素を体験的に身につけることが可能ですから、
結果として、そういう要素が別の場面で役に立つことも多々あるはずです。
傾聴の技術が役立つ場面があるように、コーチングの質問が役立つ場面もあります。
ただ、それであれば、最初から個別の要素を学べばいいと思うんです。
そして、個別の要素を組み合わせることで状況別のコミュニケーションが
効果的に行えるようになれば、さらに望ましいと思うんです。
個別の要素としての技術と、組み合わせで生まれる技術体系。
両方を意識すると幅広い領域に活用できるはずです。
問題なのは…、
・個別の技術として細かくし過ぎると、相応しい状況が分からなくなる
・状況別の型を固定し過ぎると、それ以外の状況での応用性がなくなる
ということ。
オウム返しを間違えて学んでしまえば、
「会社を辞めようかと思っているんです…」
――「会社を辞めようかと思っているんだね」
ということにもなりかねませんし、
コーチングの型に固まり過ぎれば、同窓会でコーチングをしてしまいかねないわけです。
ここのバランスの取り方の1つとして、技術の意図を深く理解することが挙げられます。
「何のために、今、自分はこの方法でコミュニケーションするのか」
という目的意識を明確にしておくということです。
以上のように、個別の技術同士を体系の中で関連づけながら、
意図を明確しつつ理解を深めることが大切だと思うわけです。
あとは個別の技術を磨いていくことにつきます。
※本当は技術を扱う本人の人間的成長も重要な要素なので
そちらも同時に進められることが望ましいんですが。
NLPはコミュニケーション技術というよりも、むしろ
人間的成長の側面にフォーカスされている印象を個人的に持っています。
今後の全体的な方針の説明は、そういったところです。
それを踏まえて、今月の勉強会では全体を支える重要な要素をお伝えし、
その要素と関連付けながら個別の技術のトレーニングを行います。
具体的にはリフレーミングが上達するための枠組みになるはずです。
午前、午後、いずれかのご参加も可能ですので
ご関心のある方は是非、お越し下さい。
リフレーミングに関しては、僕が何かを言うたびに
「あ、これはアレをやってるな」などとバレてしまいそうなので
値段を上げようかと考えました、…が、今回はやめておきます。
※最近は多くの方からお申し込みを頂いています。
定員を設けていますので、ご注意ください。
定員を超える場合には先着順での受付とさせて頂きますのでご了承下さい。
詳細は以下のとおりです。
※勉強会の趣旨に関しましては
勉強会070725 ( http://rikei.livedoor.biz/archives/50205495.html )をご覧下さい。
【勉強会の詳細】
【日時】 2月11日(水・祝)
◆午前の部 10:00〜12:30
◆午後の部 13:30〜16:30
※午前、午後いずれかのご参加も可能です。
【場所】 北とぴあ 802会議室
(JR京浜東北線・王子駅 北口より徒歩2分)
(東京メトロ南北線・王子駅 5番出口直結)
【参加費】当日、会場にてお支払いください。
◆午前の部 ・・・4,000円
◆午後の部 ・・・5,000円
★午前・午後両方ご参加の場合 ・・・7,000円
テーマ: ◆午前の部:『ペーシングのトレーニング』
◆午後の部:『リフレーミング』
*多くの方にご興味を抱いて頂けるようになってきましたので、
学びの密度を考えて、一定数で募集を打ち切らせていただくことがあります。
ご了承ください。
マグロを解体するシーンを見たことがありますか?
大変な技術なんだろうと思います。
巨大なマグロが、みるみる分解されて切り身になっていく。
日本刀のような大きな包丁でスパッと切る姿には迫力があります。
また小さな出刃包丁だけで捌いてしまう技術には美しささえ覚えます。
どんな包丁でも刺身は作れます。
ですが、柳刃包丁の長さを目一杯に使って引かれるときの職人の動作には息を飲みます。
中華包丁は、切る、叩く、潰すと様々な作業が可能な形をしています。
それを使って素早く調理が進んでいく様子には、大胆で迅速な中に熱気さえ感じられます。
包丁1つをとってみても、様々な種類があり、それを使う場面もまた様々です。
1つの包丁で何でも見事にこなしてしまう技術も見事であって、
1つの目的のために専用の包丁にこだわってまで追求する姿勢も見事です。
道具と技術とは、そういうものだと思います。
道具を知ること。
技術を磨くこと。
数多くの道具を相応しい場面で使いこなす技術も、
1つの道具で何でもこなす技術も、どちらも素晴らしいと思います。
もちろん、道具をコレクションするのも素晴らしいことでしょう。
道具というのは不思議と美しいと思えるような魅力を持っているものです。
大切なのは、自分自身が何を目的としているか、ではないでしょうか。
なお、僕自身は、自分が使いやすいような形で
こだわりの逸品を造り出したいんだろうと思います。
少しでも響くものがあれば幸いです。
参加をご希望される方はこちらのフォームに入力してください。
(*は必須項目です)
終了しました
トレーニングには色々あります。
無意識にアプローチする手法であれば、一度の取り組みで効果が出る場合も多々あります。
一方、話術や聞く技術のように、地道なトレーニングによって効果を発揮するものもあります。
この勉強会では地道なトレーニングが主体と考えていただいて良いかもしれません。
是非、お互いの頭を上手く利用し合いましょう。
今後、参加者のご様子を伺いながら、徐々にクローズドな会合にしていく方針です。
ご興味がおありの方は、お早めに一度ご参加下さいますことをお勧めいたします。
いずれの回からのご参加でも、初めて起こしになるときはお試し価格を適用いたします。
その旨をお伝えください。
また、お気軽にお友達やお知り合いをお誘いいただけると喜ばしいです。
学びの幅が広がるとともに、勉強会が新たな学びの機会となっていただけることを
心から願っているためです。
【その他のご連絡事項】
ご自分の学びのアウトプットとして、勉強会で発表したいことがある方は
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
お時間などの相談をさせていただきます。
勉強会の最中には、質問をお気軽にドンドンして下さい。
話題を遮っていただいて構いません。
その時によって、どんな情報が関連して出てくるかは分かりません。
質問に答える側としても、その時間は非常に有意義なものです。
また、テーマに関して事前にご関心の強い点がありましたら
申し込みフォームの「ご意見など」の欄にご記入ください。
調査して勉強会にあたります。
それでは当日お会いできることを楽しみにしています