2009年12月19日

ノドの奥

何年ぶりかに魚の骨がノドに刺さりました。

社会人になってからは、そんな記憶がないものですから
相当久しぶりの違和感でした。

コソコソ、チクチクと痛い。
ノドを動かしたりすると余計に刺さっている痛みが分かったり。

嫌な思い出とか、恐怖体験とかの類として、
 鰻や魚の骨がノドに刺さってから食べられなくなる
という話を何度か聞いてきましたが、この体験は結構嫌なものですね。

刺さっているのが分かるけれど、どうやっても取れない。
もどかしさもありますし、なんとなくずっと気になってしまう。

「ご飯を丸飲みすると良い」なんてアドバイスを受けて
頑張ってやってみても取れなかったりして…。
努力が報われない感じも嫌な気分にさせるかもしれません。

おそらく放っておいても自然に取れるのでしょうし、
人体は異物に対する反応をしてくれることだと思います。

消化されて溶けてしまうということは想像しにくいので、
痛みが出ないように覆ってしまってから、新陳代謝で無くなっていくのでしょうか。

そんなことをイメージしながら気にしないようにしても
ふとしたタイミングで痛みを感じてしまうと、また気になりだしたりしました。


なので、ノドに自分の指を突っ込んで取ることしました。
指先の感覚とノドの感覚を頼りにしながらの数分間の格闘。
無事に取れたみたいです。

かなり奥のほうでしたが、ギリギリ指が届く位置だったのがラッキー。

一般的には、ノドの奥に指でも突っ込もうものなら
「オエッ」と吐き出そうとする反応を体がするようですが、
僕はそれがコントロールできるので大丈夫。

コツがあるみたいです。

歯科医で困るのは、治療しようとしても口の中に器具を入れられない患者だと聞きます。
そんなときに催眠が効果的だったり。

僕の場合、感覚をコントロールすることで吐き気を感じなくさせていますから、
催眠でも色々なアプローチで効果を出せそうに思います。


ちなみに、僕は自分の意思で食べた物を吐き出すというのが苦手です。
指をノドに入れるだけでは戻せません。

オエッとなる感覚を感じるように工夫すると、それなりに出来ますが、
そこから実際に吐き出すところまでやろうとすると別の制御がかかってしまうんです。
きっと吐くほうにもコツがあるんでしょう。

哺乳類で吐くことのできる動物は多くはないそうですが、
吐くことができる動物ほど、食料を探すときに有利なわけですから
自然界では1つの強みとして生き残ってきた能力のようです。

ウッカリ、毒の入った食べ物や、毒キノコなどを食べてしまったときには
体が自然に頑張ってくれるかもしれませんが、
僕の場合、急いで出さなければいけないときには苦労しそうです。

毒には気をつけないといけませんね。

骨が刺さることへの警戒心よりも、毒物への警戒心のほうが強いことを自覚しました。

cozyharada at 02:33│Comments(0)TrackBack(0)clip!全般 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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