2010年06月01日

バオバブの木

先日、飲みました。
ペプシ・バオバブ。

バオバブ


























今までのペプシの変わり種フレーバーのシリーズでは
比較的オーソドックスというか、「こういう味の飲み物、ありそうだね」
と感じさせてくれるような飲みやすい味でした。

エスニックな風味なので、アジアンキッチンなどのアジア多国籍料理店などで
匂いを嗅いだことのある感じではあります。

ただ、「バオバブ」と書いてあっても、決してバオバブの味がするわけではなく
ましてバオバブの味がどんなものかも分からず、
『バオバブの木をイメージして』作ったという不思議な設定だそうで。

バオバブは大木なんだとか。

まぁ、バオバブを思い出すかといえばバオバブも見たことがないですから
そんなことは僕の中ではあり得ないんですが、
東南アジアの雰囲気を想像させるという意味では納得の風味ではありました。

別に「ペプシ・バオバブ」と名付けなくても
ある程度のスタンダードな商品として並べられるぐらいの味のまとまりを感じます。


味もさることながら、個人的には、「バオバブ」という名前の響きと
南国の夕焼けを思わせるパッケージデザインに興味がわきます。

そもそも「バオバブ」の味がするわけではない。
単なるイメージだと言うんですから、同様にして色々な味が作れそうではないか、と。

例えば、「マングローブ」とか「パームやし」とか。

イメージで良いんなら「地中海の砂浜」や「モンゴルの大草原」でも良いでしょう。
「北欧の森林」とか「アンデスの風」とか「アルプスの少女」とか。
「富士山頂の初日の出」や、「田園の実り」、「無人島の流木」だって作れそうです。

イメージをどんな味に置き換えるかはセンスの問題だと思いますが、
僕はこうやって文字に起こしていて映像から匂いや味が浮かんできます。

「無人島の流木」はチョット残念な感じもしますが、
なかなか大人の味じゃないでしょうか。

そもそもカクテルの名前なんて、そんなものなのかもしれません。
そうした発想で清涼飲料水を開発するのも面白そうな気がします。
シリーズ化したりすると、コレクター心理を誘いそうですし。

次あたりは「ペプシ・アマゾン」とかでしょうか。

香料の組み合わせだけで表現する世界。
それもまた人の持つイメージ力を活用したものと言えるでしょうし、
多くの人が共有できるイメージがあるということも興味深いものです。

そんな共通する印象こそが、共感力の1つの源なのかもしれません。

cozyharada at 23:24│Comments(0)TrackBack(0)clip!全般 | NLP

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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