2011年09月13日

東京の中に

初めて東大に行ってきました。

地下鉄・南北線の東大前駅から出て、歩くとすぐに東大が見えます。
というよりも歩いている道沿いは、壁の奥が全て東大の敷地。

農学部の敷地を過ぎると道を挟んでメインのキャンパスがありました。
「正門」とか「赤門」があるほうです。

敷地が広いので、公道が敷地内を通っているようなイメージでした。
実際は、「公道を挟んで敷地がある」といったほうが正しいのでしょうが。

修学旅行のときに行った京都では、京大の敷地の広さに驚いた記憶がありますが
当時は中学生ですから、今のイメージとは比較できません。

それでも、僕が通っていた私大よりも、ずっと広いように感じました。
学会などで訪れたことのある大学も多くが都市部にある私大でしたが
僕にとって大学の大きさのイメージは、それぐらいだったんです。

キャンパスが散らばった場所にあったりするのも
1つの敷地が狭く思える理由かもしれません。

ただ、それにも増して東大は広かったです。

古くからある国立大学というのは大きいものなんでしょうか。
ちょっとビックリしました。

地図で確認してみると、東大と通りをはさんで反対側にある上野公園と
同じぐらいの広さのようでした。
上野公園には、動物園も博物館も美術館も不忍池も一通り含んでいて
それと近い広さの敷地が、東大にはありそうです。


その広さと関わるのは、学部数の多さに関わる建物の数も当然ですが、
何よりも、広々としているというのが驚きでした。

キャンパス内の道幅が広い。
木が生えていたり、芝生だったりというスペースも沢山で
門をくぐって大学内に入ると、あたりとは別世界でした。

およそ東京都内にあるとは思えないぐらいの異空間。
奥に入っていくと都心部らしい車の音などは聞こえません。

むしろ風にそよぐ葉の音や、木々が生み出す静かな空気など
外とは隔離されたような印象すらありました。

僕はミーハーなので、あえて赤門から入講しましたが、
構内を端から端まで歩いた形になってしまったので
目的地までに予想以上の時間がかかりました。

違う駅から行けば良かったほどです。

赤門前から出会う人たちは、いかにも東大生という雰囲気。
独特です。

そこには東大に入るまでの過程も関係しているでしょうが、
この東大のキャンパスが持つ独特の環境もまた影響している気がしました。

なんとなく「特別」な感じを受けるのは、先入観以上のものがあると思います。

やはり現地に行って感じてみないと分からないことばかりだと感じました。
逆にいえば、その場に身を置いてみると妙に納得できることもあったりする。

環境のもたらす影響というのも、なかなか興味深いものです。
気づかないうちに影響を与える要因が、そこには存在するわけですから。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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