2012年09月30日
イヤードラム
最近、仕事の関係で音源の加工をしていたりします。
当然、聞きながらになるのでパソコンにイヤホンを繋ぎます。
音を外に出すと、隣の部屋への迷惑とかが気になりますから
自動的に選択肢はヘッドホンかイヤホンになる、と。
僕は音楽を聞くとき(そんなに聞くほうではありませんが…)、
音質よりも快適さを優先します。
ヘッドホンは、どんなに上等なヤツでも圧迫された耳が痛くなるので
いくつか試した結果として、結局、却下されています。
なので、ヘッドホンとマイクが一緒になった「ヘッドセット」を使う
スカイプとか、英語のテストとかは、身体的な不満が強く表れます。
イヤホンに関しても、最終的には痛みの有り/無しの問題になりました。
それで、『カナルタイプ』を使っています。
これは長時間つけていても痛くない。
ウレタンの耳栓よりも痛くないですし、
密閉されて謝恩される度合いも高いので色々と重宝しています。
ということで、音源加工のときも
パソコンにカナル型のイヤホンをつけて作業をしていました。
で、先日、自宅で風呂上がりにも作業をやったのですが、
本当に入浴直後に作業を再開したんです。
体についた水は拭き取っていても、入浴後で体温も上がっていますし
体の表面の湿度も高いままになっていたようです。
そして、そのままの状態でイヤホンを装着。
若干、耳の中が湿っぽい感じは自覚していましたが
作業を急ぎたかったので、無視してイヤホンをつけました。
そして作業開始から1時間ぐらいしてきたころ
音量が小さくなったような感じがしてきました。
厳密には、もっと早い段階から徐々に変化があったんだと思います。
しかし人間は、ゆっくりした変化には気づきにくいもの。
ある程度、大きな違いに達するまで、無視してしまいやすいわけです。
しかも、音源加工の場合、元音源の録音レベルによって
再生の音量には違いが出てきます。
それで、若干の音量の小ささは、録音レベルの原因だろうと想像して
気にせずに作業を続けていきました。
ところが、1時間を過ぎたあたり。
ハッキリと音量の小ささが気になってきます。
そして、先に作業をして音量を把握しているファイルを再生して
聞こえ方をチェックしてみました。
そうしたら、さっきよりも音量が小さく感じられる。
その瞬間に自覚しました。
耳の調子が悪い、と。
自分の声も、いつもと違って聞こえるぐらい。
それでイヤホンを外すと、耳の中に水蒸気が溜まっているのが分かりました。
明らかに、ジットリと蒸れたようになっている。
おそらく、耳の中が「ふやけた」状態になったんでしょう。
鼓膜はピーンと張っていて、太鼓の皮のようになっているから
空気を伝わる音波によって振動することができます。
それが湿って「ふやけて」いたら、振動の仕方が悪くなるんだろうと考えました。
まさに、太鼓の皮を濡らしているような状態。
英語では鼓膜を『 ear drum (イヤー・ドラム)』と呼びますから
太鼓のようにピーンと膜が張っている必要があるのもイメージできます。
そこで、「こりゃ良くない」と判断して、そのまま作業を終了。
乾燥するのを待つことにしました。
翌朝は普通に聞こえるようになっていましたから問題ありませんが
ちょっとビックリした体験でした。
人体の構造はエレガントだと改めて実感しました。
当然、聞きながらになるのでパソコンにイヤホンを繋ぎます。
音を外に出すと、隣の部屋への迷惑とかが気になりますから
自動的に選択肢はヘッドホンかイヤホンになる、と。
僕は音楽を聞くとき(そんなに聞くほうではありませんが…)、
音質よりも快適さを優先します。
ヘッドホンは、どんなに上等なヤツでも圧迫された耳が痛くなるので
いくつか試した結果として、結局、却下されています。
なので、ヘッドホンとマイクが一緒になった「ヘッドセット」を使う
スカイプとか、英語のテストとかは、身体的な不満が強く表れます。
イヤホンに関しても、最終的には痛みの有り/無しの問題になりました。
それで、『カナルタイプ』を使っています。
これは長時間つけていても痛くない。
ウレタンの耳栓よりも痛くないですし、
密閉されて謝恩される度合いも高いので色々と重宝しています。
ということで、音源加工のときも
パソコンにカナル型のイヤホンをつけて作業をしていました。
で、先日、自宅で風呂上がりにも作業をやったのですが、
本当に入浴直後に作業を再開したんです。
体についた水は拭き取っていても、入浴後で体温も上がっていますし
体の表面の湿度も高いままになっていたようです。
そして、そのままの状態でイヤホンを装着。
若干、耳の中が湿っぽい感じは自覚していましたが
作業を急ぎたかったので、無視してイヤホンをつけました。
そして作業開始から1時間ぐらいしてきたころ
音量が小さくなったような感じがしてきました。
厳密には、もっと早い段階から徐々に変化があったんだと思います。
しかし人間は、ゆっくりした変化には気づきにくいもの。
ある程度、大きな違いに達するまで、無視してしまいやすいわけです。
しかも、音源加工の場合、元音源の録音レベルによって
再生の音量には違いが出てきます。
それで、若干の音量の小ささは、録音レベルの原因だろうと想像して
気にせずに作業を続けていきました。
ところが、1時間を過ぎたあたり。
ハッキリと音量の小ささが気になってきます。
そして、先に作業をして音量を把握しているファイルを再生して
聞こえ方をチェックしてみました。
そうしたら、さっきよりも音量が小さく感じられる。
その瞬間に自覚しました。
耳の調子が悪い、と。
自分の声も、いつもと違って聞こえるぐらい。
それでイヤホンを外すと、耳の中に水蒸気が溜まっているのが分かりました。
明らかに、ジットリと蒸れたようになっている。
おそらく、耳の中が「ふやけた」状態になったんでしょう。
鼓膜はピーンと張っていて、太鼓の皮のようになっているから
空気を伝わる音波によって振動することができます。
それが湿って「ふやけて」いたら、振動の仕方が悪くなるんだろうと考えました。
まさに、太鼓の皮を濡らしているような状態。
英語では鼓膜を『 ear drum (イヤー・ドラム)』と呼びますから
太鼓のようにピーンと膜が張っている必要があるのもイメージできます。
そこで、「こりゃ良くない」と判断して、そのまま作業を終了。
乾燥するのを待つことにしました。
翌朝は普通に聞こえるようになっていましたから問題ありませんが
ちょっとビックリした体験でした。
人体の構造はエレガントだと改めて実感しました。