2015年02月08日

コンシェルジュ

最近でこそ「コンシエルジュ(コンシェルジュ)」という単語を
色々なところで耳にするようになりましたし、
家電量販店にもコンシエルジュ・デスクがあったりもするようですが、
一般的にはホテルのお客様相談窓口のような職種だそうです。

僕が「コンシエルジュ」という単語を知ったのは、今から10年以上前。
漫画「コンシェルジュ」を通してでした。

その漫画を気に入ってしばらく読み続け、
シリーズ続編の「コンシェルジュ プラチナム」も読みました。

で昨年末についに「コンシェルジュ プラチナム」も完結。

いずれもホテルのコンシェルジュ業務、あるいはそこから発展した
人間関係のトラブルをサービスで解消する、というコンセプトで、
人の心を直接的な対象として描こうとした作品だと思えます。

ちなみに「プラチナム」のほうは
主人公が大学で心理学を専攻していたという設定で、
「○○のしぐさは、〜という心理の表れ」などと
人の動作から心理を読み解く場面が多々登場しますが、
まぁ、そういう内容は大学の心理学の範疇ではありません。

そういう表面的な心理学(心理テクニック?)を活用する一方で、
最終的には「客観的な分析ではなく、お客様の立場になること」が強調され
やはりシリーズとしては『おもてなし』を大切にしているように感じられます。


そして、「コンシェルジュ プラチナム」が完結して
今年の1月からシリーズ三作目の新連載
 「コンシェルジュ インペリアル」
が始まりました。

第一話だけ、ここから試し読みができるみたいです。

http://www.comic-zenon.jp/magazine/concierge_imperial.html


コンシェルジュという単語をタイトルに含めていながら、実態は「介護マンガ」。

なんと介護を舞台に、人の心とサービスとを描いていくようです。

前二作の主人公は天才と評価される人たちで
他の人が困ってしまう状況をサラッと解決していく爽快さがありましたが、
「コンシェルジュ インペリアル」の主人公は、どちらかというと
駆け出しで未熟ながら才能のある若者という感じ。

おぼつかなさもありながら、介護の現場に起きがちな事情を
主人公の成長とともに描いていく、なんていうスタイルなんでしょう。

介護をテーマにしたマンガなんて初めて見た気がしますし、
これまでのシリーズの面白さもありましたから、
個人的にチョット楽しみにしてるところです。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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