2016年03月11日
一日講座のご案内
やっと資料作りが終わりました。
こちらの講座のテキストです。
『一言で相手を癒す言葉を学ぶ一日講座』。
日本コミュニケーショントレーナー協会主催です。
「奇跡の一言」なんて大それたタイトルがついていますが、
宣伝のためということで差し引いてお考えください。
奇跡なんてものはなく、
望ましい方向に進むのも
残念な方向に進むのも
どちらも当たり前のことではないでしょうか。
そういう結果が起きるやり方だ、ということです。
だからこそ工夫をして、トレーニングをすれば
目に見える結果も変わってくるはずです。
本当に最善を尽くせるようになります。
心をこめたメッセージを届けられます。
内容としてはコミュニケーションの土台を鍛えるトレーニングです。
とりわけ、相手の心を楽にするコミュニケーションについて。
自らメッセージを発信するというよりは
相手に合わせて、相手のために関わる側。
相手が出している様々なメッセージを受け取れるようにトレーニングして
そうしたメッセージに対して、どんな対応をするか、です。
そのために講座中では、受け取る能力を鍛えます。
同時に、受け取ったものについて言葉を返す練習もします。
そのうえで、相手に応じて、状況に応じて
自分の関わり方を選べるような視点も紹介します。
こちらで開催してきたカウンセリング講座や
コミュニケーション講座で扱った内容とも重複します。
繰り返しご参加の方には、復習的な印象があるかと思います。
一方、『一言で相手を癒す言葉を学ぶ一日講座』では
全体を1つの意図に沿って組み立ててあります。
そこが大きな違いでしょう。
単純にいえばダイジェスト版。
1つ1つの能力や技術を磨くトレーニング時間は短いですが
それぞれの技術の関係性や目的はハッキリすると考えています。
特に「〜に役立つ」という具体的な場面設定があるわけではありません。
カウンセリングの技術で使われるものが中心ではあっても、
カウンセリングの講座ではないんです。
ですからカウンセリング的な対話の流れは扱いません。
「2,3分のやり取りの中で、どうやって相手の心に響く言葉を届けるか?」
この一点です。
しかしながら一番の特徴は、講座全体の意図が
心構えを身につける
ところにあると思っています。
心の状態…感情や気持ちは、自然と湧いてくるものです。
心がけるものではないんです。
たとえば受容的であろうと心がけたら、それは
「受容的な心がけで生まれる行動や考えを作り出す」努力をしていて
心の中としては、受容的ではない部分が抑制されているわけです。
もちろんそれでも表面上の行動は似たようなものになりますから
コミュニケーションにおいて効果は発揮することでしょう。
ただし本当に心の中が一貫して受容的になっている人と比べると
全身から発せられるメッセージが違います。
多くの人にとって意識化ができないような細かい非言語メッセージで
「なんとなくの雰囲気」としての違いが見てとれるものです。
雰囲気の違いさえ意識できていなくても
「なんとなく安心する」とか「なぜか心を打たれる」とか
そういった反応の違いが相手には起こります。
ここを目指す講座です。
他者が楽になってくれるように接する上での心構え。
自然とそういう一貫した心の状態になれるようにトレーニングします。
心がけるべき大事な話をするのではありません。
その前提となる発想が
心の状態は認知によって生み出される
ということです。
同じ状況でも人によって受け取り方が違います。
同じ出来事でも意味づけの仕方は人によって違うんです。
受容的な気持ちが湧いてくる人と、
拒否反応が沸いてしまう人とでは、
そもそも受け取り方・意味づけの仕方が違うんです。
相手の状況の認知の仕方が違う。
言い換えると、注目している部分が違うということです。
だったら注目する部分を変えればいい。
目的とする心構えが自然と湧くような認知の仕方となるように
相手への注目の仕方を変えていくわけです。
技術や能力を鍛えるトレーニングの中に
そうした注目の仕方を混ぜ込みます。
その注目の仕方なしには技術が使えない。
能力を鍛えようとすると、自然とその注目の仕方になってしまう。
そういう工夫です。
結果的に求める心構えが自然と生まれてくる、と。
そこまでこの意図に集中しなくても
自然と身についていく心構えではありますが
この講座では、あえてハッキリと狙いを定めました。
あまり精神論を前面に出すことはしないできましたが
この講座では心構えがテーマになっています。
ご興味があれば検討してみてください。
こちらの講座のテキストです。
『一言で相手を癒す言葉を学ぶ一日講座』。
日本コミュニケーショントレーナー協会主催です。
「奇跡の一言」なんて大それたタイトルがついていますが、
宣伝のためということで差し引いてお考えください。
奇跡なんてものはなく、
望ましい方向に進むのも
残念な方向に進むのも
どちらも当たり前のことではないでしょうか。
そういう結果が起きるやり方だ、ということです。
だからこそ工夫をして、トレーニングをすれば
目に見える結果も変わってくるはずです。
本当に最善を尽くせるようになります。
心をこめたメッセージを届けられます。
内容としてはコミュニケーションの土台を鍛えるトレーニングです。
とりわけ、相手の心を楽にするコミュニケーションについて。
自らメッセージを発信するというよりは
相手に合わせて、相手のために関わる側。
相手が出している様々なメッセージを受け取れるようにトレーニングして
そうしたメッセージに対して、どんな対応をするか、です。
そのために講座中では、受け取る能力を鍛えます。
同時に、受け取ったものについて言葉を返す練習もします。
そのうえで、相手に応じて、状況に応じて
自分の関わり方を選べるような視点も紹介します。
こちらで開催してきたカウンセリング講座や
コミュニケーション講座で扱った内容とも重複します。
繰り返しご参加の方には、復習的な印象があるかと思います。
一方、『一言で相手を癒す言葉を学ぶ一日講座』では
全体を1つの意図に沿って組み立ててあります。
そこが大きな違いでしょう。
単純にいえばダイジェスト版。
1つ1つの能力や技術を磨くトレーニング時間は短いですが
それぞれの技術の関係性や目的はハッキリすると考えています。
特に「〜に役立つ」という具体的な場面設定があるわけではありません。
カウンセリングの技術で使われるものが中心ではあっても、
カウンセリングの講座ではないんです。
ですからカウンセリング的な対話の流れは扱いません。
「2,3分のやり取りの中で、どうやって相手の心に響く言葉を届けるか?」
この一点です。
しかしながら一番の特徴は、講座全体の意図が
心構えを身につける
ところにあると思っています。
心の状態…感情や気持ちは、自然と湧いてくるものです。
心がけるものではないんです。
たとえば受容的であろうと心がけたら、それは
「受容的な心がけで生まれる行動や考えを作り出す」努力をしていて
心の中としては、受容的ではない部分が抑制されているわけです。
もちろんそれでも表面上の行動は似たようなものになりますから
コミュニケーションにおいて効果は発揮することでしょう。
ただし本当に心の中が一貫して受容的になっている人と比べると
全身から発せられるメッセージが違います。
多くの人にとって意識化ができないような細かい非言語メッセージで
「なんとなくの雰囲気」としての違いが見てとれるものです。
雰囲気の違いさえ意識できていなくても
「なんとなく安心する」とか「なぜか心を打たれる」とか
そういった反応の違いが相手には起こります。
ここを目指す講座です。
他者が楽になってくれるように接する上での心構え。
自然とそういう一貫した心の状態になれるようにトレーニングします。
心がけるべき大事な話をするのではありません。
その前提となる発想が
心の状態は認知によって生み出される
ということです。
同じ状況でも人によって受け取り方が違います。
同じ出来事でも意味づけの仕方は人によって違うんです。
受容的な気持ちが湧いてくる人と、
拒否反応が沸いてしまう人とでは、
そもそも受け取り方・意味づけの仕方が違うんです。
相手の状況の認知の仕方が違う。
言い換えると、注目している部分が違うということです。
だったら注目する部分を変えればいい。
目的とする心構えが自然と湧くような認知の仕方となるように
相手への注目の仕方を変えていくわけです。
技術や能力を鍛えるトレーニングの中に
そうした注目の仕方を混ぜ込みます。
その注目の仕方なしには技術が使えない。
能力を鍛えようとすると、自然とその注目の仕方になってしまう。
そういう工夫です。
結果的に求める心構えが自然と生まれてくる、と。
そこまでこの意図に集中しなくても
自然と身についていく心構えではありますが
この講座では、あえてハッキリと狙いを定めました。
あまり精神論を前面に出すことはしないできましたが
この講座では心構えがテーマになっています。
ご興味があれば検討してみてください。