2016年10月26日
分解する癖
自分がこんなにも発音に興味を持つようになったのも
どうやら細かいところに目がいく性分と関係しているようです。
そもそも化学が好きだったのは、
物資を構成要素に分解して理解するというところ。
元素の組み合わせで物質が説明できて
その組み合わせを変えるための化学反応がある。
そして元素の組み合わせが変われば別の物質になる。
こういう仕組みが面白かったんだと思います。
数式でどうこう説明するのでもなく、
傾向やパターンをただ覚えるのでもなく、
要素で仕組みを説明するスタイルが好みだったんでしょう。
それで応用化学を専攻したように記憶しています。
微生物を使った研究をしていたときも同様です。
細胞の内側にどんな成分があって、どんなことが起きているか?
培養槽という入れ物の中で、どんな要素がどんな変化を生み出しているか?
そんな風に1つ細かいレベルの要素に分解して理解する視点がありました。
研究職からコミュニケーションとか心理とかに移ったとき、
NLPに興味を持ち続け、そこを中心に”心”の理解を進めてきたのも似ています。
NLPは他の心理分野とは違い、心の構成要素を調べる視点を持っています。
サブモダリティと呼ばれるものです。
心の中で体験されていることがサブモダリティの組み合わせとして説明ができる。
その人が何を大切にしているか?
何に対して過剰に注目して歪んだ認知をしてしまうか?
どうすれば悩みの元になる物の見方を変えられるか?
その辺を上手く説明できたわけです。
要素の分解することで理解がスムーズになるのが好きなんでしょう。
語学で発音に興味を持ったのにも、その着眼点が含まれるみたいです。
発音においても最小要素は「音素」と呼ばれるそうです。
元素と同じく、要素の「素」が使われています。
音素の組合せで音の流れが生まれ、単語単位の発音になる。
それが組み合わさって文章になると、元の音素にも変化が生まれる。
そんなパターンが面白く感じられます。
言語を身につけるという観点からしたら必要のない細かさかもしれませんが、
話せるかどうか、聞きとれるかどうかとは別の次元で
言語特有の発音や、どういう風にして発声するかなどは興味深いんです。
ネイティブの人たちがどんな身体の使い方をしているかも関係するので
モデリングの観点からも興味が湧くのかもしれません。
色々と興味の幅が広がっているように見えて
意外と同じことしか繰り返していないみたいです。
着眼点の癖は変わりにくいものだと実感します。
中心になる個性といえば、それまでかもしれませんが。
どうやら細かいところに目がいく性分と関係しているようです。
そもそも化学が好きだったのは、
物資を構成要素に分解して理解するというところ。
元素の組み合わせで物質が説明できて
その組み合わせを変えるための化学反応がある。
そして元素の組み合わせが変われば別の物質になる。
こういう仕組みが面白かったんだと思います。
数式でどうこう説明するのでもなく、
傾向やパターンをただ覚えるのでもなく、
要素で仕組みを説明するスタイルが好みだったんでしょう。
それで応用化学を専攻したように記憶しています。
微生物を使った研究をしていたときも同様です。
細胞の内側にどんな成分があって、どんなことが起きているか?
培養槽という入れ物の中で、どんな要素がどんな変化を生み出しているか?
そんな風に1つ細かいレベルの要素に分解して理解する視点がありました。
研究職からコミュニケーションとか心理とかに移ったとき、
NLPに興味を持ち続け、そこを中心に”心”の理解を進めてきたのも似ています。
NLPは他の心理分野とは違い、心の構成要素を調べる視点を持っています。
サブモダリティと呼ばれるものです。
心の中で体験されていることがサブモダリティの組み合わせとして説明ができる。
その人が何を大切にしているか?
何に対して過剰に注目して歪んだ認知をしてしまうか?
どうすれば悩みの元になる物の見方を変えられるか?
その辺を上手く説明できたわけです。
要素の分解することで理解がスムーズになるのが好きなんでしょう。
語学で発音に興味を持ったのにも、その着眼点が含まれるみたいです。
発音においても最小要素は「音素」と呼ばれるそうです。
元素と同じく、要素の「素」が使われています。
音素の組合せで音の流れが生まれ、単語単位の発音になる。
それが組み合わさって文章になると、元の音素にも変化が生まれる。
そんなパターンが面白く感じられます。
言語を身につけるという観点からしたら必要のない細かさかもしれませんが、
話せるかどうか、聞きとれるかどうかとは別の次元で
言語特有の発音や、どういう風にして発声するかなどは興味深いんです。
ネイティブの人たちがどんな身体の使い方をしているかも関係するので
モデリングの観点からも興味が湧くのかもしれません。
色々と興味の幅が広がっているように見えて
意外と同じことしか繰り返していないみたいです。
着眼点の癖は変わりにくいものだと実感します。
中心になる個性といえば、それまでかもしれませんが。