2016年10月29日

好みがわかってくるまで

出張が増えたせいもあって、随分と
ホテルに滞在することに馴染んできました。

「馴染む」といっても「快適にいられる」という意味ではありません。

快適にいられる環境であれば、ホテルの部屋で仕事をするなんていうのも
意外と効率がいいものなのかもしれませんが、
僕の場合、どうしてもセミナー目的の滞在ですから疲労回復が最優先です。

地域によっては同じホテルを利用することもありますし、
毎回のように別のホテルに泊まることもあります。

色々と泊まってみると、自分の好みというか
自分にとっての重要度も見つかってくる感じがします。


どうやら僕の場合、
・隣の部屋の音が聞こえるかどうか
・部屋が広いかどうか
・バスルームの浴槽に余裕があるか
あたりが重要なようです。

この3要素のうち順位があるわけではなさそうです。
それぞれ許容範囲もあるし、どれか1つで全てが台無しになるほどでもない。

強いていうと隣の音は重要度が高い気がします。
僕の場合、隣の音の大きさが寝られるかどうかと直結するみたいなので。

特に会話が聞こえてくるとダメです。
イビキも厳しい。

会話は内容や感情が耳から入ってくる感じが、
イビキは自分のリズムをかき乱される感じが不快なようです。

その点、ホテルの外から聞こえてくる騒音は比較的大丈夫。
車の音とか電車の音とか、内容が聞き取れない範囲であれば
人の話し声でガヤガヤしているのも大丈夫な感じ。

背景音として捉えられれば騒音があってもノイズでしかないんでしょう。
その点、隣の部屋の話し声やイビキは背景ではなく、関心の中心になってしまう。
ここが厄介なところだと思われます。

部屋の広さに関しては、なんとなく広いほうが好きという程度。
3つの中では一番我慢ができるところでしょうか。

広いとゆったりできるし、気分も楽な感じになります。

そして僕にとって意外と大事なのがバスルーム。
綺麗さよりも、シャワーカーテンが気になります。

シャワーを浴びている最中にカーテンが触れるのが嫌いなんです。

どんなにバスルーム全体が広々としていても
浴槽側のサイズやカーテンレールの配置でシャワーカーテンが近いと
ものすごくストレスを感じます。


逆にアメニティとか内装とかはオマケ程度。
僕にとっては重要ではないみたいです。

多少、掃除が行き届いていなくてもウルサイよりはマシですし、
ベッドの大きさや硬さなどもあまり気になりません。
(体の大きい人は大変でしょうけれど)

どちらかというと
部屋の大きさの割に無理やり大きいベッドが入っているぐらいなら
小さいベッドでスペースに余裕があるほうが好きなほど。

どうも感覚体験として聴覚や触覚に不快感が加わるのが嫌なようです。

そちらの不満が少ないことの優先度が高く、
満足度を上げるような要素についてはオマケ程度に感じられる、と。


僕の場合はそんな好みになっていますが
きっと世の中には別の基準で選ぶ人もたくさんいるのでしょう。

レジャーで使っていたら僕の好みも変わるかもしれません。

とはいえ、ホテルの条件は泊まってみないことには判断できないので
なかなか好みを見つけるのは難しいように感じられます。

何より、自分の好みの基準に気づくまでにさえ
色々な経験をしてみる必要があるわけですから、
自分の好みという身近なものでも、意外と分かっていないものなんでしょう。

cozyharada at 23:34│clip!NLP | 心理学
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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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