2017年04月03日
動画広告の時代
最近、バタバタと気ぜわしい感じになっていた理由の1つは
動画撮影のお手伝いをしていたところにあります。
裏方の作業をやると、見えない部分でどんな大変さがあるのか
意外と見えてきたりして、なかなか興味深いものです。
この頃は、動画を使った広告などが効果を発揮しているらしく
言われてみれば確かにFacebookなんかでも目にすることがあります。
写真だけのものと比べると、内容への興味は別にして
なんとなく見てみようとしてしまうこともありますから、
それなりの広告効果があるんでしょう。
ただ個人的には、動画だからこそ
見てしまった後の評価は厳しくなっている気もするんです。
写真や文章だけの広告であれば、「まだ分からない」という印象が残る。
「これだけでは判断できないなぁ」と。
なので、興味があるものだとしたら、
実際に軽く現物を見てみたい気持ちにもなります。
一度足を運んでしまえば、そのクオリティの満足度がそれほどでないとしても
他に代わりとなるものがないのであれば高確率で購入に繋がる。
「まぁ、他にはないし、これぐらいの程度ならいいだろう」と
僕は判断して購入、申し込みに進むことが多いんです。
しかし、動画の場合、僕は判断基準がかなり変わります。
そこで「イマイチかな」と評価してしまったときは、
それ以降の検討が進みません。
仮の話ですが、僕が受けている(もしくは受けてきた)語学講座でも
事前に講師が動画で模擬クラスか何かをやっていたとしたら
僕の評価は厳しくなって、「これぐらいなら他を探そうかな」と
申し込みを見送っていたものもあったと思うんです。
ホームページや資料の段階で詳しく分からないからこそ、
日程と価格の部分で妥協して、あまり期待せずに申し込みをした
ということです。
動画の場合、体験の情報量が多くなります。
判断をするための量が多い。
現物で判断するのと近くなる。
その分、動画広告段階での評価は
現物を見たときに近づいてしまって、
現物に触れる前から最終判断がなされやすいのではないか?
と感じています。
それは裏を返すと、質の高いものほど良さが伝わりますから、
現物に触れる、購入する、申し込みをする、段階では
すでに良さを知った納得している可能性があります。
先にファンになってもらう目的にはマッチしそうです。
一方、「質が不十分」と判断されて見向きもされなくなる、
むしろ動画広告が逆効果になる場合もあるでしょう。
利用する側、購入する側としては
商品・サービスを良く知ってから検討できますから
消費者側には望ましい話かもしれません。
動画広告をする側には、
諸刃の剣でもあるんじゃないでしょうか。
その意味でいうと、僕が携わった動画は
先にファンになってもらうのに十分過ぎるクオリティ。
音質や画質としても高そうですから、
内容の良さを撮影が邪魔することもなさそうです。
これから動画広告が増えたとすると、
その効果は両極に分かれるかもしれません。
今なら気軽に始められそうに見えますが、
すぐにシビアな世界になるような気がします。
動画撮影のお手伝いをしていたところにあります。
裏方の作業をやると、見えない部分でどんな大変さがあるのか
意外と見えてきたりして、なかなか興味深いものです。
この頃は、動画を使った広告などが効果を発揮しているらしく
言われてみれば確かにFacebookなんかでも目にすることがあります。
写真だけのものと比べると、内容への興味は別にして
なんとなく見てみようとしてしまうこともありますから、
それなりの広告効果があるんでしょう。
ただ個人的には、動画だからこそ
見てしまった後の評価は厳しくなっている気もするんです。
写真や文章だけの広告であれば、「まだ分からない」という印象が残る。
「これだけでは判断できないなぁ」と。
なので、興味があるものだとしたら、
実際に軽く現物を見てみたい気持ちにもなります。
一度足を運んでしまえば、そのクオリティの満足度がそれほどでないとしても
他に代わりとなるものがないのであれば高確率で購入に繋がる。
「まぁ、他にはないし、これぐらいの程度ならいいだろう」と
僕は判断して購入、申し込みに進むことが多いんです。
しかし、動画の場合、僕は判断基準がかなり変わります。
そこで「イマイチかな」と評価してしまったときは、
それ以降の検討が進みません。
仮の話ですが、僕が受けている(もしくは受けてきた)語学講座でも
事前に講師が動画で模擬クラスか何かをやっていたとしたら
僕の評価は厳しくなって、「これぐらいなら他を探そうかな」と
申し込みを見送っていたものもあったと思うんです。
ホームページや資料の段階で詳しく分からないからこそ、
日程と価格の部分で妥協して、あまり期待せずに申し込みをした
ということです。
動画の場合、体験の情報量が多くなります。
判断をするための量が多い。
現物で判断するのと近くなる。
その分、動画広告段階での評価は
現物を見たときに近づいてしまって、
現物に触れる前から最終判断がなされやすいのではないか?
と感じています。
それは裏を返すと、質の高いものほど良さが伝わりますから、
現物に触れる、購入する、申し込みをする、段階では
すでに良さを知った納得している可能性があります。
先にファンになってもらう目的にはマッチしそうです。
一方、「質が不十分」と判断されて見向きもされなくなる、
むしろ動画広告が逆効果になる場合もあるでしょう。
利用する側、購入する側としては
商品・サービスを良く知ってから検討できますから
消費者側には望ましい話かもしれません。
動画広告をする側には、
諸刃の剣でもあるんじゃないでしょうか。
その意味でいうと、僕が携わった動画は
先にファンになってもらうのに十分過ぎるクオリティ。
音質や画質としても高そうですから、
内容の良さを撮影が邪魔することもなさそうです。
これから動画広告が増えたとすると、
その効果は両極に分かれるかもしれません。
今なら気軽に始められそうに見えますが、
すぐにシビアな世界になるような気がします。