2019年02月04日

仕方のない事情

セミナーのスケジュールが立て込んで
かなりゲッソリしていました。

指摘されて計ってみたところ、体重も減っていたようです。
思いのほかエネルギーを使うみたいです。

厄介なのは、ヘロヘロになると体の強張りも自覚できなくなるところ。

一区切りついて、睡眠時間を確保して、
それからジムに行って身体を動かして、
ようやく全身が固まっていることを感じられるようになりました。

「疲れた」という印象から、
「重い」「ダルい」「凝っている」「痛い」という体験に変わるまでに
ある程度の回復とリフレッシュの作業が必要になる、と。

そのあとに、重さやダルさ、痛みをケアして
ようやく日常に戻れるんだろうと思われます。

ここ数年は、新年から4月初旬ぐらいまでが
かなりハードなセミナーのスケジュールになっていて
身体的な負荷が大きくなる傾向があります。

そういえば去年も、書道教室で他の生徒の人たちから
やたらと体調を気遣われることがありました。

みるみるやつれていく様子が週一回だけ顔を合わせる人たちには
ちょうどタイミングよく見てとれたのかもしれません。

何より書道教室は月曜日で、
週末のセミナー疲労を一番引きずっている曜日ですから。

なんでも去年は「病気じゃないか?」という噂が立っていたんだとか。

10年前にはこんなことなかったんですが…。

週4で終日のセミナーをやって、
そこに夜間のセミナーも追加されることもしばしば。

若かったというか、鈍感だったのか…?
それとも今とは違うやり方をしていたのか?

まぁ、当時もセミナーの最中から偏頭痛が酷くて
苦痛に耐えながら講座をやっていたこともあったので、
無理はしていたんでしょう。

それ以上に大きそうなのは、自分のスタンスかもしれません。

10年前は、ほぼ確実に僕が講座の8割以上を担当していました。
全部で10日間のNLPの資格取得コース(プラクティショナーコース)に
大部分の日程で顔を出して直接関わることができていたんです。

しかも、当時は1つ上のマスタープラクティショナーコースまで
かなりの比率の方が来ていましたから、僕の中での認識も、
半ば「両方合わせて完結」みたいな発想があった気がします。

なのでセミナーの時間を通して皆さんが楽になっていく過程を
かなり長いスパンで捉えていたところがありました。

最終的に楽になって、問題が解決して…という発想に近く
プラクティショナーコースの間であれば、
少しずつジワジワと心が緩んでいけば十分ぐらいのつもりだったんです。

実際、それでも最終的には効果を実感して頂けていたと想像しています。

それと比べると、最近は
プラクティショナーコースだけでしか関わらない方が多数派ですし、
そのプラクティショナーコースも、僕が担当できる日数は
多くて4日、少なければ2日です。

場合によっては、プラクティショナーコースで担当しなかった方が
マスタープラクティショナーコースに参加されて、
そこで初対面となるケースさえあります。

とにかく関われる日数が少なく、
心が緩んで、ほぐれるような体験をしてもらえるように
工夫して接することができる時間が限られているんです。

以前は「長期間でジワジワと」という想定でいられたのが
最近は「限られた機会で最大限に」という想定になります。

その意味で、毎回が目一杯で、
余裕をもって気長に捉えるところは減っている気がします。

このスタンスの違いが、
毎回の消費エネルギーを大きくしているのかもしれません。

とはいえ僕にできることは限られているので
今は体調管理を工夫しながら目の前のことに集中しようと思います。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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