2019年05月04日

検査の結果

そういえば先日受けに行った検査は、
結局のところ原因不明とのことでした。

手が震えたり、手汗が流れるほど出たり。
ホルモンのバランスが最も疑われたようですが、
血液検査の結果からして甲状腺の異常ではないらしい、と。

まぁ、常に起こる状態ではないですし、
セミナー中と、その後数日に続く程度、あとはランダムに少し…
といった感じですから、大きな問題にはなりません。

色々な方から心配の声をいただいたのに、
そのたびに曖昧なお答えをしている状態です。

放っておくことになるんでしょう。


で、それとは別件で、MRIの結果でチョットしたリスクが見つかりました。
脳底動脈が細いとのこと。

これについては今すぐ問題があるわけではありませんし、
何も手の打ちようがないんですが、
血栓ができるとマズいので注意をしましょう、という話になったんです。

このことは以前から指摘されていたものではありました。

同じ病院で「気を失いやすい」と過去に言われていて
実際に4,5回、貧血とは違う様子の失神をしているらしいです。
(その場で見ていた人によると)

血管が収縮するのを避ける必要があるため、タバコは厳禁。

そうは言われましても、僕の住んでいるあたりは
歩行喫煙が当たり前のようになされていますし、
「路上喫煙禁止」と書かれた看板の前でも堂々と煙草を吸っていたり
雨の日でも原付で傘を差しながらタバコを吸っているような強者もいます。

住んでいる集合住宅についても、タバコの臭いが上がってきます。
僕の記憶では禁煙の契約だったかと思っているんですが…。

隣の住人はペット禁止なのに猫を飼っているようですし、
かなり無法地帯の雰囲気があります。

なのでタバコを完全に避けるのは難しいのが現実的なところ。

懇親会で喫煙の環境を避けるのが精いっぱいでしょう。

それだけなら知っている情報だったんですが、
リスク要因となったのは血中コレステロールの値でした。

コレステロールが高いので、このままいくと
動脈硬化や血栓が起きやすい。

脳の血管の細さを考慮すると、コレステロールは下げた方がいい。

ということで薬が処方されました。

結果的に薬の副作用が出ているので、
このあたりは次回にもう一度相談することにして
今のところは服用を止め、食事で調整中です。


それにしても医療系のコミュニケーションというのは
なんとも独特なものだと感じました。

こちらの工夫する度合いが高いです。
曖昧な連絡事項が多くて、自分から明確にしないといけませんでした。

その病院だけの話かもしれませんが、部署間の情報伝達も不具合があり、
診察をしてくれた医師はMRIの画像を事前に見ていなかったんです。

そもそもMRIの撮影後、放射線技師が
次の診察の予定を調整するように言ってきていました。

画像データはすぐに送れるけれど、
放射線科の医者と担当の神経内科の先生に事前に画像を見てもらうのに
この日よりも後にしてもらう必要があります、と。

なので元々の予定を動かしてもらって
それで指定の日に診察へ行ったわけです。

ところが放射線科の医師と話し合いがなかったどころか、
放射線科医も、担当の神経内科医も、どちらも画像を見ていない。

担当医師に関してはMRIを取ったということさえ知りませんでした。
連絡が行っていなかったそうです。
カルテにも書いていない、と。

当然のように血液検査の話しかしませんから、
僕の側からMRIの話を切り出しました。

すると
「え?もう撮ってあるの?ああ、そう。じゃあ一緒に見ましょう」
と。

医師も初めてみる画像だったことになりますが、
問題ないという前提だったんでしょう。

「大丈夫、きれいですねー。
 こっちの見本の画像は、血栓があるものですけど
 こういうのはありませんから大丈夫ですよー。」

…といった具合に気軽な説明を続けていました。

ところがポイントになった血管画像になった途端、
露骨に非言語メッセージが変わりました。

専門家は予想外の事態が起きても、
それを利用者に知らせないほうが良いのではないかと思うんですが。

あんなに態度を一変されたら
「ひょっとして深刻なの?」
と心配になる人もいるような気がします。

プロとしてコミュニケーションするからには
自分の発するメッセージをコントロールするのも
1つの仕事だろうと改めて実感した次第です。

その後も血管の細さと機能に関して説明を受けたとき
関連情報として僕のほうから
 「そういえば気を失ったことが何度かあります」
と言ったところ、
「それ、前回、言いました?
 そういうのはちゃんと言ってください!」
とチョットしたお叱りを。

いや、問診なんだから医者が質問してチェックするところでしょう。

自分に起きていること、自分に関わる過去の情報、
そういう膨大な情報のうち、どれぐらいが
今の話題に関わっているのかというのは、
素人が判断できる範囲ではありません。

だからプロとして情報収集をする。
ここは重要なコミュニケーション技術だと思われます。

それはなかなか訓練されない状況にあるのでしょうし、
またそうした余裕もないのが現状なのかもしれません。

日本の医療教育の場合は特に、
勉強一筋で頑張ってきた人が医者になる傾向が強いわけですから
人間関係の技術に目をやることも少なかったことでしょう。

大事な部分である一方、対処のしようが見つかりにくい。
そんな分野なんじゃないかと考えました。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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