2019年06月10日
食生活が変わると
ネット情報によると「完全に戻るのに約一か月」という時差ボケも
普段から不規則な生活をしている僕は、
一週間チョットで元通りになった感じがします。
一方、やたらとお腹の調子がよろしくない。
こちらは以前と随分違っている感じです。
お通じの様子からしても、腸内細菌のバランスが変わっていそうな印象。
もしかすると食べ物そのもので違いが出ているのかもしれませんが。
1,2か月前のこと、手の震えが気になって病院に検査に行きました。
結局、手の震えについては「原因不明」ということで
それについては何もしない方向になったんです。
裏を返すと、特別な対処をする必要のある要因は見つからなかった
ということですから、安心材料にはなったとは言えそうです。
ただ、それと同時にMRIと血液検査の結果から
ちょっとした対応が必要になりました。
おそらく先天的と思われる脳底動脈の細さが
脳梗塞のリスクを高くしている。
なので血栓ができやすい身体の状態は避けたい、と。
ところが血液検査の結果からすると
悪玉コレステロールの値がかなり高く、
動脈硬化をはじめとする血管系の障害にリスクがある。
このまま放置すると血管が詰まりやすくなっていくと予想される。
…そんな話を医者からされまして、
コレステロールを下げる薬を処方されました。
しかし、これがなんだか知らないけれど痛い。
飲むと具合が悪くなります。
一応「副作用が出たらやめてください」と薬剤師に言われていたので
薬の服用は中止して、とりあえず食事で対処してみることにしました。
とにかく油ものを控える方向性です。
結果的に、サラダと鶏肉と豆類が中心になりました。
ときどき魚も食べます。
油の量と質によっては、野菜炒めも時々食べています。
冷たいものばかりになってしまいますので。
卵は大丈夫らしいという説もありますが
念のため量は控えめにして、
乳製品はできるだけ取らないようにしました。
朝も夜もサラダというのは物足りないこともあるので
キムチを食べる頻度も増えました。
チーズやヨーグルトを食べなくなった分、
発酵食品としてはいいんじゃないか、と。
塩分の濃さは若干気になりますが。
そんな生活が一か月チョット続いています。
アメリカ滞在中も、幸い、瞑想のための宿泊施設でしたから
ベジタリアン向けの食べ物も多く用意されていて、
野菜メインの食事を続けるのは簡単でした。
むしろサラダ以外の部分で、いろいろな形の野菜が食べられて
日本にいるときよりもバリエーションが充実していたぐらいです。
その後、シカゴに移動して美術館を巡っていたときも
サラダ中心の食生活をしていました。
アメリカでサラダを買うと、値段は日本より高いですが
お腹いっぱいになるぐらいのボリュームで食べられます。
まっ茶色な食事(揚げ物、肉、炭水化物)が一般的なアメリカでは
グリーンのものを食べるのは、あまり馴染みがないんでしょう。
そのせいか、サラダの味付けやトッピングの工夫は相当なもので
毎食サラダだったとしても色々なバリエーションを楽しめます。
ということで、アメリカにいても日本にいても
僕の食事はあまり変わらず、
生野菜と鶏肉と豆ばかりの食生活です。
それで先日、病院で再び血液検査をしてきました。
コレステロールの値は順調に下がっていました。
このままいけば標準になりそうです。
医者は薬の効果だと想定して問診を始めましたが
僕が「飲むと身体が痛いから飲んでいない」と報告したところ、
『飲まなくても大丈夫でしょう』という結論になりました。
この生活スタイルを続ければリスクは下がるだろう、と。
薬を飲まなくてよくなったのは助かりますが、
この食生活を続ける必要があるというのは
ほんの少しだけ寂しくはあります。
あまり「食べる喜び」が感じられませんから。
厳密には「食べる喜び」そのものは変わらないんですが
「美味しい」という体験が減ることへの寂しさです。
最近はスーパーに行ってもコンビニに行っても
目に入る食品の油の具合に対して敏感になったようで、
脂質量をチェックしなくても油の多さは想像ができるようになりました。
身体の感覚として食べない方が良さそうなものが察知できるような
そんな感じの状態です。
医者は薬を飲まずにコレステロールが下がったことについて
驚きとともに心配を示してくれました。
「たいてい『食事を気をつける』と言っている人でも
こんなにコレステロールを下げることはできないんです。
やっぱり美味しいものを食べたいから
なんだかんだと節制しきれない。
それで結局、美味しいものを食べながら
薬でコレステロールを下げる、っていう方を選ぶんですよね。
相当、食事を気をつけたんじゃないですか?
あまり無理するとストレスになるかもしれないけど大丈夫ですか?」
…そんなコメントでした。
とりあえず今後は定期的な検査だけの方針になりました。
まぁ、食べられるものが限られるのも、
以前好きだったものを食べなくなるのも、
残念な印象はいくらかあります。
反面、身体の内側の軽快さは高まっている気がしますし、
油分に対しての味覚的な感度も高まっている感じなので、
そんなに苦労はしないんじゃないかとは予想しています。
1つ気がかりなのは冒頭に書いた、お腹の具合。
腸の働きが以前と違います。
食生活が変われば当然だとは言えそうですが…。
いつもゴロゴロと具合が悪いのは不便ですね。
普段から不規則な生活をしている僕は、
一週間チョットで元通りになった感じがします。
一方、やたらとお腹の調子がよろしくない。
こちらは以前と随分違っている感じです。
お通じの様子からしても、腸内細菌のバランスが変わっていそうな印象。
もしかすると食べ物そのもので違いが出ているのかもしれませんが。
1,2か月前のこと、手の震えが気になって病院に検査に行きました。
結局、手の震えについては「原因不明」ということで
それについては何もしない方向になったんです。
裏を返すと、特別な対処をする必要のある要因は見つからなかった
ということですから、安心材料にはなったとは言えそうです。
ただ、それと同時にMRIと血液検査の結果から
ちょっとした対応が必要になりました。
おそらく先天的と思われる脳底動脈の細さが
脳梗塞のリスクを高くしている。
なので血栓ができやすい身体の状態は避けたい、と。
ところが血液検査の結果からすると
悪玉コレステロールの値がかなり高く、
動脈硬化をはじめとする血管系の障害にリスクがある。
このまま放置すると血管が詰まりやすくなっていくと予想される。
…そんな話を医者からされまして、
コレステロールを下げる薬を処方されました。
しかし、これがなんだか知らないけれど痛い。
飲むと具合が悪くなります。
一応「副作用が出たらやめてください」と薬剤師に言われていたので
薬の服用は中止して、とりあえず食事で対処してみることにしました。
とにかく油ものを控える方向性です。
結果的に、サラダと鶏肉と豆類が中心になりました。
ときどき魚も食べます。
油の量と質によっては、野菜炒めも時々食べています。
冷たいものばかりになってしまいますので。
卵は大丈夫らしいという説もありますが
念のため量は控えめにして、
乳製品はできるだけ取らないようにしました。
朝も夜もサラダというのは物足りないこともあるので
キムチを食べる頻度も増えました。
チーズやヨーグルトを食べなくなった分、
発酵食品としてはいいんじゃないか、と。
塩分の濃さは若干気になりますが。
そんな生活が一か月チョット続いています。
アメリカ滞在中も、幸い、瞑想のための宿泊施設でしたから
ベジタリアン向けの食べ物も多く用意されていて、
野菜メインの食事を続けるのは簡単でした。
むしろサラダ以外の部分で、いろいろな形の野菜が食べられて
日本にいるときよりもバリエーションが充実していたぐらいです。
その後、シカゴに移動して美術館を巡っていたときも
サラダ中心の食生活をしていました。
アメリカでサラダを買うと、値段は日本より高いですが
お腹いっぱいになるぐらいのボリュームで食べられます。
まっ茶色な食事(揚げ物、肉、炭水化物)が一般的なアメリカでは
グリーンのものを食べるのは、あまり馴染みがないんでしょう。
そのせいか、サラダの味付けやトッピングの工夫は相当なもので
毎食サラダだったとしても色々なバリエーションを楽しめます。
ということで、アメリカにいても日本にいても
僕の食事はあまり変わらず、
生野菜と鶏肉と豆ばかりの食生活です。
それで先日、病院で再び血液検査をしてきました。
コレステロールの値は順調に下がっていました。
このままいけば標準になりそうです。
医者は薬の効果だと想定して問診を始めましたが
僕が「飲むと身体が痛いから飲んでいない」と報告したところ、
『飲まなくても大丈夫でしょう』という結論になりました。
この生活スタイルを続ければリスクは下がるだろう、と。
薬を飲まなくてよくなったのは助かりますが、
この食生活を続ける必要があるというのは
ほんの少しだけ寂しくはあります。
あまり「食べる喜び」が感じられませんから。
厳密には「食べる喜び」そのものは変わらないんですが
「美味しい」という体験が減ることへの寂しさです。
最近はスーパーに行ってもコンビニに行っても
目に入る食品の油の具合に対して敏感になったようで、
脂質量をチェックしなくても油の多さは想像ができるようになりました。
身体の感覚として食べない方が良さそうなものが察知できるような
そんな感じの状態です。
医者は薬を飲まずにコレステロールが下がったことについて
驚きとともに心配を示してくれました。
「たいてい『食事を気をつける』と言っている人でも
こんなにコレステロールを下げることはできないんです。
やっぱり美味しいものを食べたいから
なんだかんだと節制しきれない。
それで結局、美味しいものを食べながら
薬でコレステロールを下げる、っていう方を選ぶんですよね。
相当、食事を気をつけたんじゃないですか?
あまり無理するとストレスになるかもしれないけど大丈夫ですか?」
…そんなコメントでした。
とりあえず今後は定期的な検査だけの方針になりました。
まぁ、食べられるものが限られるのも、
以前好きだったものを食べなくなるのも、
残念な印象はいくらかあります。
反面、身体の内側の軽快さは高まっている気がしますし、
油分に対しての味覚的な感度も高まっている感じなので、
そんなに苦労はしないんじゃないかとは予想しています。
1つ気がかりなのは冒頭に書いた、お腹の具合。
腸の働きが以前と違います。
食生活が変われば当然だとは言えそうですが…。
いつもゴロゴロと具合が悪いのは不便ですね。