2019年11月19日

見覚えのある顔

最近は単調な日々が続いているのか、
自分の中で思うことが減っているのか、
ブログを書く内容が頭に上がってきません。

いつの間にか季節は冬に近づいているようです。

そんな中、先日、ジムで気になることがありました。


1,2か月ぐらい前には、なんだかやたらと夜の時間が混雑して
同じような新しい顔ぶれが集まることが多かったんですが、
最近はまた混雑が落ち着いて人が減ってきました。

夜が寒くなったせいで来なくなったのか、
その時間を避ける人が出始めたのか、
あるいは新しい顔ぶれは既に退会したのか…。

体験入会があるジムではなさそうですが
最初の月ぐらいは価格が安かったりはするみたいなので
出入りは激しいのかもしれません。

もしかすると単純に、本人の中でブームが去って
会費を払いながらジムに来ていないだけかもしれませんが。


で、1、2週間ぐらい前から、また新しい顔を見るようになりました。

その一人が大柄なアフリカ系アメリカ人なんです。
坊主頭で、ボブ・サップほどの体格ではないものの
アメフトとかやっていそうな感じの人です。

この人が、すごく見覚えあるんです。

多分、高確率で、英会話学校の先生だと思います。
僕が一番最初に通った英会話学校のベルリッツで
何回かレッスンを担当した先生じゃないか、と。

名前も朧気に記憶しています。

最寄り駅前のベルリッツでしたから
講師が近所に住んでいる場合、僕と街中で遭遇する可能性はあります。

ただし、僕がベルリッツに通っていたのは2010年の夏。
もう9年前です。

身長はおそらく、あれぐらいだった気がします。
一方、体格はあそこまで大きくはなかった…。

まぁ、10年近く経てば、肉がつくことはあるでしょう。
だからこそジムに来始めたのかもしれませんし。

顔は多分、あんな感じだったはず。
ところがチョット自信がないんです。

ハリウッド映画なんかだと、日本人役を
中国人やアジア系アメリカ人が演じていたりするじゃないですか。

アメリカ人からすると見慣れない東アジア人の顔は似て見えてしまう。
区別をつけられるほど見ている経験の量がないんです。

犬も同じです。
同じ犬種で名前を呼び分けられるのは見慣れている人に限られます。

同様に、僕からするとアフリカ系の顔立ちは見慣れていません。
しかも当時は特に、英語を勉強し始めたところで
海外出身の人と接する機会も少なかった時期です。

おんなじ感じに見えてしまっていたかもしれません。

たぶん、あの先生だとは思うんですが…。
イマイチ自信が持てないんです。


思い切って話しかけてしまう手もあるでしょう。

しかしながら、24時間営業のジムで話をしている人は少ない。
一人で黙々と運動するために来ている人たちの集まりです。
そもそも話しかけるのが適切かどうか不明です。

実際、ジムにいるその人は常にイヤホンをしています。

それに、その人が僕を覚えていない可能性もあります。
10年近く前の英会話学校の生徒の一人です。

講師をしていれば多くの日本人と出会いますから
一人ひとりを覚えていない可能性も高いでしょう。
そんなに回数が多かったわけでもありません。

回数が多くなかったのに、なぜ僕が覚えているのか?
こんなにも気になっているのか?

それは当時の僕にとって、その先生のレッスンが合わなかったからです。

ベルリッツは基本的に先生を選べません。
時間だけ予約して、誰が担当になるかは当日に分かる仕組みでした。

ただ、よほどの場合、どの先生を充てるかを
事務の人に工夫はしてもらえました。

それで僕は、唯一、その先生だけ
レッスンから外してもらうようにお願いしていたんです。

今なら対応できるでしょうが、本当に英会話学校に通い始めたばかりでは
あの先生のレッスンスタイルは効果が感じられませんでした。

しかもベルリッツの授業料は、なかなか高額ですから。
せっかくなら納得できる授業数を重ねたかったのを覚えています。

僕がその先生を拒んだことが当人に伝わっているかは知りません。
伝わっていなかったとしても、薄々は分かるでしょう。
担当するレッスン数が変わると思います。


仮に、そのジムに来ているアフリカ系アメリカ人の大柄な人が
ベルリッツで何度かレッスンを受けていた先生だったとして…。

お互いに仲良く話すほどの間柄ではありませんし、
向こうが覚えていない可能性もありますし、むしろ覚えていたとしたら
良くない印象で覚えている場合も十分にあり得ます。

実際に僕だって、当時のベルリッツで出会った先生のうち
顔と名前を認識できるのは多分、数人です。

十数人の講師の中から2,3人なんです。
そのうち2人は高頻度だった先生。

何度かしかレッスンを受けていないのに覚えているのは
「レッスンが合わなくて断ってしまった」という
ちょっとした気まずさからです。

ネガティブな感情が記憶を強めたんでしょう。

なので、お互いに覚えている可能性があるとしたら
それはあまり良い意味ではないんじゃないか、と。

だとするとジムにいるその人が、あのベルリッツの先生だったとして
話しかけるのは避けておいたほうが無難かもしれない。

そんなことを思いながら、彼の存在を意識しつつ運動しています。

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プロフィール
原田 幸治
理系人材育成コンサルタント。
技術力には定評のあるバイオ系化学・製薬企業にて研究職として基礎研究から開発研究までを担当。理系特有とも言える人間関係の問題に直面して心理とコミュニケーションを学び始め、それを伝えていくことを決意して独立。
コールドリーディング®、NLP(TM)、心理療法、脳科学、サブリミナルテクニック、催眠、コーチング、コミュニケーションへ円環的にアプローチ。
根底にある信念は「追求」。

・米国NLP(TM)協会認定
 NLP(TM)トレーナー。

・コールドリーディングマスター
 講座石井道場 黒帯。
(コールドリーディング®は
有限会社オーピーアソシエイツ
http://www.sublimination.net/
の登録商標となっています)
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